2008年7月22日火曜日

フアリナ、Gオーバーダビング

日付は適当。
G田中くんのオーバーダビング。
田中君のギターはディレイほか様々なエフェクトを駆使するタイプである。さらにライブでは再現出来ない細やかなアレンジが頭の中で出来ている方なので、オーバーダビングは録りの段階で6トラックくらいは 軽く使った。写真に写っているマーシャルのキャビは実は「ついたて」代わりでその向こう側にTwinReverbが反対向きにおいてある。ある程度の音量出すのでそのままだとヘッドホンのモニターが負けてしまう為。
実際には2回に分けての収録だった。

その後もボーカル録りのあとで日を改めてギターだけのミックスの時間をとった。この時は、カラオケ屋で4時間くらい。
田中君の要望に応じる為、かなり細かなボリュームの調整、切り貼り、ディレイの調整などがあった。一箇所、ディレイでバーンと音像を広げたい、という要望があったのだが、元のギターにディレイが掛かっていて思い通りの効果が出ない。求められている感じはつかめているのに十分答えられず、悔しい思いをした。ボーカルの処理もだが、こういうエフェクト処理に関しても沢山のテクニックがあるはずで、まだまだ不勉強だと感じる。
<付記>
時間 8時間くらい
経費 8000円(カラオケ屋は無視)

2008年7月20日日曜日

フアリナ、ベーシック終了





前述のとおり、林田君は普段のライブでは歌以外にギターとキーボードとドラムマシンのスタートストップを忙しく切り替えている訳だが、さて録音はどうする?と言った時に林田君は何と「ライブ同様全部一緒に一発録音する!」というのだ。しかもベースも一緒。いや、リズムマシンなんだしドラムから順にやっていけばいじゃんと思ったのだが、ダメなんだと。

ライブ時にわざわざドラムマシンのONOFFスイッチがあるのはそれを使って様々なブレイクを作っていくからでそのスタート&ストップのタイミングは林田君のノリ次第なのだ。そしてこのギミックはブレイクやキメの一体感に寄与しているということ。

そんな訳でドラムマシンを使ったバンドなのにボーカルまで(!)含めて、ギター、ベース、キーボード、リズムマシンを一発で録音することになった。リードギターの田中君はオーバーダビングで。

それでこの図のようになったのだが、まずキーボードとリズムマシンはラインだからヘッドホンのモニターに返って来るのみ。ギターとベースはアンプ録り。ボーカルもヘッドホンに返すだけ。
二人に返すためのヘッドホンアンプ必須ということになった。
僕はヘッドホン使えなかったので、ドラムとキーボードは聴こえないから、キーボード中心の曲などはカタカタいうキーボードとベースのみが聴こえる中、収録という不思議な録音であった。マイクはギターもベースもSM57。

ボーカルだけは録るには録るがあとですげ替える予定。

あとで聴いてベースのレベルが十分ではないテイクがあり、数曲録りなおしなどがあった。
これは僕のミスなのだが、悪いことをした。二回のスタジオで7曲のベーシックを録り終える。

柴田君のベースは割りに弦の音がするタイプなのだがその感じはかなりうまく録れたと思う。

同じ部屋でのマイク録りの為、例によってギターアンプは壁側を向けて録ったのだが、それがちょっと妙なリバーブ感を出してしまったテイクがあった。スピーカーの対面の壁は遠いに越したことはないかもしれない。

ーーー<林田くんのブログより転載>ーーー
6/15ベーシック録り初日の林田くんのブログがまた見方が全く違って面白いので転載します。


6/15 NEW音源 録音開始。
録音開始しました!
まず林田パートから。
ドラム、ギター、キーボード、歌。歌は仮歌ですが。録音場所は大橋のアーサスタジオ。solar野口さんがいるところ。今回は野口さんにrec、mixingまで頼みました。凄くやりやすかったです。録音してる時も横にいてもらったんで心強かった!自分がかっこいいことやってるなと認めているお方に手伝ってもらって幸せものです。で、さてちょっと練習していざ録音って時になんと長年使ってたディレイがランプがつかない…。焦ってあーだこーだすること30分。生き返りませんでした。おおーきなのっぽの古時計―おぉーうるうるって時に「まぁそれはもうあきらめり―」とかるがるしくのぐさんはさらっと。「そうすね。」と笑うが心では「ふ―次何買うかな―やっぱりラインか」「治るかな」とか考えてた時に「さぁいこうか」と本番。いいテイクとれず。
「なんかプレ―がちぢこまってるよ―」とのぐさん。回りの照明を消し始め、雰囲気作りをし、「さぁいこう!」で始め、林田暗すぎて歌詞読めずテイク途中で失敗。でまた失敗。眠くなってきたので「のぐさん、ちょっと明るくしていいすか」「うん いいよ―」ちょっと残念そう。ごめんよ!気遣いサンキュー(愛)!続
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軽々しく「もうあきらめりー」なんて言ってごめんよ!時間がもったいなかったからね!!

時間 3時間と5時間
経費 7500円+9000円

2008年7月1日火曜日

フアリナについて


フアリナ
http://pksp.jp/fualina/
<マイスペース>http://www.myspace.com/fualina
THIS バンド IS THE 星空サラウンド3DシステムZ IN THE スカイ。
林田 明vo.g、
田中 晃g.cho、
柴田 正法ba.cho


リズムマシンとキーボードも駆使しつつも、UKギターバンドサウンドで甘いポップサウンドを聴かせるバンド。イギリス・アメリカのギターバンドほか様々なバックボーンがあり、轟音ギターもある彼らだが、林田君の曲は大変メロディアスで多くの人に受け入れられるポップさがある。
請け負った時点でラジオフレンドリーというか特別聴きやすいタイプにボーカルメインで進めていこうと考えた。
ライブでの林田君は足元にドラムマシンのONOFFスイッチを置き、普段はギターを弾きながら歌い、パートパートでキーボードも弾くという一人三役をこなしながらやっています。

フアリナの録音は6月頃に始めたのだが、記録をとっていない為、以降全てのエントリーは曖昧な記憶を基に書いています。経費やかかった時間は大体です。